アルベルト・シュヴァイツァー(Albert Schweitzer, 1875年1月14日 - 1965年9月4日)は、ドイツ出身のアルザス人で、フランスの神学者・哲学者・医者・オルガニスト・音楽学者。ノーベル賞受賞者。
アルベルトシュバイツアー









 ゲルソンを「天才」と評価したシュバイツァー博士は1954年「フランス領赤道アフリカのガボンにあるランパレネ病院近隣に住むブラック・アフリカンたちが、白人たちの持ち込んだ塩味調理を食べるようになった」と、書いている。
 シュバイツァー博士が彼らに行っていた医療援助は、彼らの『塩』の摂取量が多くなったために、より困難を極めていたのである。
「大きな共同体に住んでいるアフリカ人たちの多くは、以前のような暮らしをしていない。昔はバナナやキャッサバ、イグナムにタロイモ、サツマイモなどの果物や野菜だけを食べて暮らしていた。それが今ではコンデンスミルク(練乳)や缶入りのバター、肉と魚の塩漬け、パンを食べるようになった」
 シュバイツァー博士は、次のように記している。
 「ブラック・アフリカンの間に出現するようになったガン・虫垂炎(盲腸)・その他の変性疾患の原因は食事の変化が原因である。・・・自分の経験から述べると、1913年にはガンの発生などは全く稀なことだっただが、今では頻繁に聞くようになった。ガン発生の増加は、原住民が『塩』をよく使うようになったことと関係しているのは明らかな事実だ。過去40年間、腎臓疾患に対する塩制限の効果は臨床で確かめられてきた。そして今、徹底した塩制限により、ブラック・アフリカンの病んだ腎臓が治ることが判った。塩化物の過剰摂取をやめて、腎臓が異常な刺激を受けなくなると、驚くほど短期間のうちに彼らの容態は回復する。」と。

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